これまで購入してきたアフターシェーブ製品で良かったものをご紹介します。
Googleで「おすすめアフターシェーブ製品」について検索すると、上位に表示されてるサイトのほぼ全てがアフェリエイトサイトです。つまり、広告収入目的のサイトです。サイト主が契約しているサイトの商品を購入させるための広告サイトということになります。報酬が優先しますので全く当てになりません。真面目に記事を読んでみても結構適当なことを書いています。通販サイトのレビューを読んでもAmazonではサクラも横行していますし、そもそも海外製品まで使った上でのコメントかどうかも怪しい。
そこでスキンケアオタクの自分が使ってみて良かったものを列記します。もちろん何処からも報酬は受け取ってないのでガチで書いてみます。
目次
【国産】
ニベア 価格約¥1,000
この値段ならお買い得と言えなくもないです。同じラインナップでACTIVE AGE BALMというのが良いのですがこっちが安いのでまず候補です。千円くらいで買えますが、効果は弱いけど何もしないよりはマシ。
アルコールフリーが絶対条件であり、この製品はアルコールは入っていません。アルコールは保湿の邪魔をするのでアルコール入りのアフターシェーブとか意味がわからないです(UNOとかギャツビー、アウスレーゼ、MG5とか諸々)。にもかかわらずドラッグストアに並んでるような製品は殆どアルコールが入ってます。おまけにヒリヒリします。良いことなし。
この製品は薬用で炎症を早く回復させる成分も入っているってことです。多少は効果あります。 価格に関しては本当に安いかどうかはちょっと疑問なんですが、販売価格が安いに越したことはないとお考えの方はニベアメンの一連の商品から選択するのが無難かなと思います。
2023/10/04追記:
夏季に使ってました。少なくとも同価格帯では一番良かったです。
自分の場合は夏季は空気中の湿度に任せて保湿効果を狙うので、シェービング直後の保湿と抗炎症機能があれば良いと思っています。そういった目的に良くあっていると思います。
冬季やもっと保湿が欲しい場合はバームやクリームを追加すれば保湿性が上がりますので調整しやすいです。無香料というのもソープの香りを邪魔しないので良いです。
やりすぎないスキンケアを目的に使用する場合、非常に使いやすかったので評価を上げたいと思います。
ORBIS Mr. ローション 価格¥2,200
国内の化粧メーカーで恐らく一番高機能なものを出してるのがPOLAですが、その通販サイト専用チャンネルがORBISです。主として30代くらいまでをターゲットとして出している製品ですがなかなか高機能です。少なくとも資生堂を始め宣伝しまくってるメーカーと比較して頭一つ抜けた機能を感じます。抗炎症に極振りしている上のニベアと比較すると抗炎症機能は劣りますが、スキンケアの機能としてはこちらが上です。
この製品のいいところは無香料なのでどんなシェービングソープとも香りで喧嘩しません。変にベタつかないし夏でも使える数少ないオールインワンジェルとも言えます。保湿力も千円台の製品と比較しても多少良いし使い勝手がいいです。肌への浸透を助けたり整肌を助ける機能が高い。抗炎症剤は無いですが復元させる力は感じます。
2,200円が高いか安いか、そこが意見の分かれるところですが、よく宣伝されているバルク・オムとかNULL、ZIGENと比較しても性能に大差無いのでこれはこれで安いと思います。ZIGENは買いましたがステマの代表格ですね、あれ。全然大したことありませんでした。バルク・オムも悪くはなかったですが価格を考えるとぼったくりでした。正直あそこまでお金払うなら他のを買います。自分としては最低限はこのあたりを常備しておいて欲しいなと思ったりします。
POLAマージェンス・マルチコンディショニングジェル 価格¥3,300
恐らく国内のメンズ化粧品の最高峰。これ以上お金出してもどんぐりの背比べです。
上のORBISの兄貴分的な感じ、こっちは30代より上の人がエージングも考慮して使用すると良いと思います。加えてなんかすごいいい匂いがします。話によると、OLさんにテイスティングを行い、最も好まれたフレーバーを採用したそうです。その辺のくっさいローションとは違う良い香りがします。国産でいい香りがするなぁと思ったのはこれ以外に無かったです。ですがちょっと香りが薄すぎるかな?楽しむにしてももうちょっと香りの持続性が欲しいところ。自分が国産ローションを買うならこれ一択です。まあ、国産はブログネタ用以外の品は買ってませんが汗
【海外製品】
PRORASO AFTER SHAVE BALM FOR SENSITIVE SKIN 価格:¥2480(Amazon.jp)
海外産では比較的安価に入手できAmazon.jpでも扱ってるのをご存じの方も多いでしょう。 この製品とは別にスプラッシュが出ていますがそちらは平均以下の性能なのですがバームはなかなか良いです。無香料と表記されている場合がありますが、多くの場合と同じでこれも香りが付いています。うにぞうはこの香りが好きではありません(理髪店っぽい香り)が、それも人によると思いますのでそれさえ問題なければ一定の機能は備わっているので効果ありと思えます。
シェービング愛好家の間では評判が良いです。ですが、同じ価格帯で国産の上記のORBISより勝っているかと言われればスキンケア製品としてはすこし劣る。そしてニベアの製品も良いしおまけに安いので性能だけで言うとニベアのほうがいいかな?と思ったりもします。容器がオシャレだったりイタリアンテイストを味わいたっかりする場合もあるので交互に使うのも楽しいかも知れませんね。性能的にはニベアと同じくらいと思ってもらえれば良いです。
ただこの製品は薬品で炎症や保湿機能を持たせている化学合成色が強い商品です。オーガニックの度合いで言えば低いと思います。そのあたりを気にするかしないか、意見の分かれそうなところです。
ART OF SHAVING AFTER SHAVE BALM LAVENDER 価格:¥7,281(3.3oz)、¥2,184(1oz)※Amazon.com
高価ですが香り、機能とも文句なしの製品です。Amazon.com以外では入手は困難ですが、うにぞうが使用した中で最高の製品だった物の一つです。特にその素晴らしい香りは国産とは段違いで特別な場所に出かける場合でも問題なく使用できます。ラベンダーとありますが爽やかさプラス奥深い香りで単調なものではない。むしろアメリカのセレブの間では有名なブランドなので知ってる人もいるかも知れません。敏感肌の方にも使用できるバッチテスト済みの製品で性能も凄いです。Amazonなどのメガストアで入手できる物の中では段違いで良かったです。問題は価格、中身を体験すれば価格相応だとは思いますがもうちょっと安くしてほしいなぁと思ったりします。偶然安く見かけたり、資金に余裕がある時はゲットすることにしてます。中身は折り紙付きで良いです。
【海外製品 アーチザンブランド】
さてここからはみんな大好きアーチザンシリーズです。 欧米のアーチザンソープメーカーは一緒に同じフレーバーのアフターシェーブアイテムも出しています。日本の工業製品最高だろと意味もなく思い込んでいたうにぞう。ハンドメイド恐るべし、時短で量産する日本製と比較してハンドメイドで丁寧に作られているメーカーのアフターシェーブは高機能の塊でした。香りよし成分よしデザインよし、それを知って以来、小金が貯まるとせっせと買い集める人生になりました。
調べてみたら熟成期間とか大量に確保するのが無理な素材とか贅沢に使えるので、値段は張りますがハンドメイドが有利だったりするんですよね、ソープとかローションって。
使ってみれば解りますが、このレベルを一度使用するともう国産には戻れないでしょう。そのくらい違います。
日本のメンズスキンケアのレベルの低さに愕然とします。基礎的な部分は足りているのかも知れません。しかし香りの文化の違いに衝撃を受けると思います。未だに理髪店の香りとか柑橘類の香りを追っかけてる日本のメーカーの開発者は所詮その程度の香りしか知らないんだなと思わされます。
いろんなアロマオイルをブレンドし、香りとするレベルはまさにアートです。 このジャンルの製品を選ぶ時商品名になんや解らん人の名前や土地の名前が付いていたりします。
これは単純にライムとか、ローズとか簡単な香りでは無いからです。「こういうイマジネーションでブレンドした香り」的なネーミングなんだと思います。
これはクラッシックシェイバーしか知り得ないことだったりしますが、海外のシェービングソープ&ローションは有名な香水にも負けない素晴らしい香りがします。ですがオードトアレやコロンほど香りがキツくない。
香水って香りがキツすぎてむせったりしませんか?うにぞうはそういう経験があります。
ですがソープ&ローションってそこまでキツイ香りを出さないんですよね。さりげなく香る感じ。
なのでアーチザンのアフターシェーブを使用するのは一挙両得ばかりか三徳くらいしちゃうパフォーマンスです。
え?PRORASOはそんな香りしなかったって?
あれ、アーチザンじゃないんですよ。普通の工業製品です。
アーチザンを入手して素晴らしい世界に足を踏み入れてほしいです。
Taconic Shave After Ahave Balm 無香料 価格:¥3,199(Amazon.jp)
Amazon.jpで入手できる海外産のアフターシェーブはどれもとんちんかんなアイテムが多いです。特にポーチュガルってのが人気みたいでレビュー数も多いですが何時の時代の話だよ?って感じです。恐らく海外では誰も使ってないでしょう。一応、Maggerdで発見しましたが誰もレビューしてません。アルコールもバリバリ入って昭和臭が激しいのでおっさんのうにぞうでさえ敬遠したくなる感じです。
それと容器ばかりカッコ良くて「メンズ」って書いてある製品もトラップでした。上に書いたORBISにすら劣る製品ばかりで見掛け倒しですね。
2023-09-14修正:
日本ではプロラソの知名度に押されて目立ちませんが、海外のフォーラムではオススメとして人気があります。
Amazon.jpでも購入可能です。3,200円とお高めですが、かなりの高濃縮ですので使用回数で見るとそこまで高くは無いようです。海外サイトでも入手可能ですが、送料を入れると殆ど値段差が無いのでAmazon.jpで購入しても大丈夫かと思います。
このバームの特徴は色々あるのですが、まずバームにも関わらずべったりしません。しばらくするとサラッとします。そして抗炎症機能、保湿機能がとても高いです。無香料と言いつつ僅かに柑橘系の香りがしますがそんなに持続しないのでソープの香りと喧嘩することもありません。
効果がはっきり感じられ、オーガニック系の成分がかなり濃く配合されている印象があります。ラベルに記載されている成分が入っているかどうかはっきりしない化粧水は多いですが、これほどはっきり認識できるような化粧水はこの価格帯では無いような気がします。Art of shavingよりもかなり安い値段でここまで作ってある化粧水は珍しいと思います。このページで数種類紹介してますが、価格と性能を比較するとこれは傑出してると思います。うにぞうのイチオシです。アーチザンソープブランドでは、アルコール入りのスプラッシュしか販売していない場合がありますが、その場合にはこれと組み合わせると良いと思います。
唯一、容器がポンプ式ボトルになっており、なかなか中身が出てこないので使いにくいのが欠点ですが、そんなことはどうでも良くなるくらいこの製品は優れています。
もちろんこのブランドも少量生産のアーチザンです。このブランドが目立たないのはソープのフレーバーが少なく、香りが控えめだからかもしれません。それと販売しているチャンネルが少ないのもあるかもと勝手に想像してます。しかし中身がぎっしり詰まってる印象。スキンケアに重点を置いたこの製品のコンセプトはいいです。 ちなみにポンプ式のシェービングクリームとアルコールフリーの化粧水も販売されているのですが、これらと組み合わせると最強でした。
ブログ記事を書くために色々ブランドを試していますが、それが無ければこのブランドだけでもいいかなと思ったりもします。香りの種類が少ないので、この先増やして貰えれば嬉しいですが。
もちろんこのブランドから一銭も受け取っていません。ガチの評価です。
原材料:アロエベラ葉汁、カレンデュラ・オフィシナリス花浸漬ベニバナ油、セチルステアリルアルコール、ヤシ油、ハチミツ、グリセリン、ステアリン酸、乳酸ナトリウム、パウダーシルク、シトラス・ラティフォリア・タナカ(ライム)油、メントール、エゴノキ安息香油、アラントイン、フェノキシエタノール、カプリリルグリコール。*オーガニック
Barrister and Mann Seville Artisan アフターシェーブ バーム 価格:¥2,650(3.75oz)
香りよし、機能よし、無香料ありなので使いやすい。 成分:アクア、カプリン酸/カプリル酸グリセリド、スクワラン (オリーブ)、ポリアクリルアミドメチルプロパン スルホン酸、アビーナ サティバ (オート麦) 核タンパク質、シモンシア キネンシス (ホホバ) オイル、香料、アロエベラ葉エキス (および) マルトデキストリン、ポリソルベート 80、異性化糖、 Raphanus Sativus (大根) 種子エキス、ガルシニア インディカ (コクム) バター、ステアロイル グルタミン酸ナトリウム、テオブロマ グランディフロラム (クプアス) バター、アラントイン、フェノキシエタノール (および) カプリリル グリコール (および) ソルビン酸、プロパンジオール、水、Enteromorpha Compressa エキス、Silybum Marianum果実エキス、オキナワ葉エキス こちらもなかなか丁寧な作り、抗炎症機能は並ですが、保湿、肌の回復成分が多いのでトータルで良い配合。 嬉しいのはここのシェービングソープがとても優秀なので香りで統一することも出来ます。
アルコール入りのスプラッシュも出ているのですが、アルコール製品は国際便禁止になっています。個人的にはアルコール入りはオススメできないので気にする必要なし。このメーカーだけでも19種類出ていますので、香りの説明とにらめっこしながら想像し、購入するのが楽しいですよ。
あと、Maggerd Razorsなどはレビューに釣りがないので非常に参考になります。基本的にアーチザンはそんな汚い手を使うより開発に重視しているので経験上、レビューは信憑性が高いです。
Stirling Soap Co. Agar Aftershave Balm, 4oz
価格:¥1,500
成分:蒸留水、ウィッチヘーゼル、アロエ、乳化ワックス、メドウフォーム種子油、グリセリン、ミリスチン酸ミリスチル(乳化補助剤)、グレープシード油、精製シアバター、フレグランスオイル、ビタミンE、オプティフェンプラス、ステアリン酸、ココナッツオイル、アラントイン(フレーバーによりアロマオイル関係に違いあり)
比較的買いやすい価格で製品が間違いがなく、香りも充実しているスターリングが最近のうにぞうのお気に入りです。凄い保湿効果で日本ならば夏は薄めに塗り、冬は適量って感じです。シェービングソープも同じフレーバーがあるので夏は国産の無香料の化粧品を使用し、冬はこちらに切り替えるのもありかと思います。
またスターリングにはウィッチヘーゼルというアルコールなしのアフターシェーブローションもあります。全フレーバーが揃ってるわけではないですが、バームが重い季節はこちらの品揃えに合わせてソープを選択し、夏用としておくのも良いかも知れません。
何しろここのメーカーだけで現在53種類のフレーバーがあるので困ることが無いのです。おまけに新製品もちょくちょく出ます。作りも丁寧だし価格も手頃、良い製品です。
強引に欠点を挙げるとすれば容器がショボいし使いにくいですが、容器なんて何処にでも売ってるしどうせウェットシェービングを趣味にしていたら、使い古しの容器が大量に生産されるのであんまり問題ないんじゃないかと思います。容器分価格が安いのだと思えば気にもなりません。the・アーチザンの王道製品。
まとめ
多くのアーチザンソープメーカーは上記のようにソープとセットでアフターシェーブを販売しています。香りのことを考えるとセットで買うのが良いと思いますが、無香料であれば組み合わせは自由に変えられます。
替刃と同じようにMaggerd Razorsなどでは少量のサンプルサイズも販売されています。
香りがイメージできないときはいくつかサンプルを購入するか、ORBISなどの無香料製品などを買い、ソープが気に入れば同じアフターシェーブも買うと言うのも方法ですね。
何れにせよ無香料アフターシェーブを一つ持っておくと便利です。
購入して失敗した製品
ついでに今までにうにぞうが試した国産のクソ化粧品を列記します
3,300円もするので多少はマシだろうかと買いました。効果は半額で買える無印の化粧水より劣る、アルコール入なので付けると痛い、殆ど容器の代金で中身はプチプラ化粧水並。 そう言えば別の化粧品で「塗った後、刺激が全く無く効果が感じられない・・・星2つ」なんて書いてあるレビューを見ました。売る方も売る方なら、使う側もそんな感じか。日本のメンズよ、もっとスキンケアを学んで欲しい。
レビューでオジサマたちが絶賛しているので買ってみました。アルコール入で痛い、保湿効果ほぼなし、香りも単純な柑橘系、しかし2,500円。容器や箱だけ豪華なハリボテ商品。
効果はあるけど3,740円に見合うほどではない。せいぜい千円台の効果。成分表示に凄い色々入れてるけど含有量的には少ない感じがする。ガッチリ入ってたら効果はこんなもんじゃないはず。多分、半分以上グリセリンでみみかき1杯分くらい成分が入ってる感覚。高すぎ。Taconicのバームとか知っちゃった今では宣伝に踊らされてこれが良いと「思い込んでる」人達に同情を感じざるを得ません。中古品としてメルカリにて100円で売りました。すぐ売れた笑
塗ったら肌が悪化した商品。うにぞうは面の皮が厚いのでそう簡単にならないのにその防御を突破した戦闘特化のオールインワンジェル。むしろ何にも使わないほうが状態が良いのでは?とすら感じた。マジで資生堂って碌な化粧品が無い。こっちはうにぞう的に危険物扱いとして廃棄しました。
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