切れ味測定器で測定した切れ味両刃カミソリの切れ味一覧表です この数値はEdge-On-Up Industrial Edge Testerで測定した数値です
※数値が小さいほど切れ味が鋭いことを意味しています(単位g)
表をエクセルファイルにしましたので並び替える場合はダウンロードしてください
解説:一覧表の使い方
上記の一覧は未使用時にサンプルを切断する時に必要とされたグラム数を1グラム単位で測定した結果です。 体感上、一覧表の一番右に記載された「平均値」を参考にするとその替刃の切れ味がわかるようです。
表を見ると解る通り、未使用時よりも1回使用した替刃のほうが切れ味が上がる刃が多いです。これは、製造時のコーディングが使用することによって除去されているのではないかと言われています。このコーティングは恐らく耐錆などの表面加工と思われています。なので、一度使用した替刃は早めに使用しないと錆びやすくなります。
また、使用回数によって数値の差が激しかったり、ある程度一定のものがありますが、これが「品質」を体感できるかどうかにつながっていると見られます。フェザーの替刃などは、初回のコーティングが取れたあとは数値が40で固定されていますね。ここがメイド・イン・ジャパンのクオリティなんじゃないかと思います。
両刃カミソリの刃の露出
また両刃カミソリはホルダーヘッドの下記のパラメーターにより変化します。
両刃カミソリの替刃のパラメーターは上の写真のように設定されます
A=GAPの部分が剃れ味を左右するようです。Razorockで発売されているヘッド等はブレードギャップが記載されていますが、この部分の数値となります。ブレードとセーフティーバーとの皮膚に押し付けた時の間隔が数値化されているようです。
この露出量でアグレッシブ、マイルドなど、おおまかな特性が決まります。
マイルド刃は露出量が0.5~0.7mm、アグレッシブはそれ以上の露出量となります。
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