豚毛ブラシです。
最近は人口繊維ブラシで不足を感じてなかったので新規に購入してませんでした。
RAZOR BLADE CLUBで替刃を買うついでで買ってしまいました。購入時気がついたのですが、1300円で送料無料なんですよね。中国製人口繊維ブラシ(まともに使えるやつ)が2,300円くらいだったので安いじゃん!
OMEGA製豚毛ブラシは過去に失敗したこと無いので買いました。
ハンドルサイズ:63mm x 41mm ノット: 26mm ロフト: 62mm ハンドル部ABS樹脂
デカいです。
うにぞうは主としてフェイスラザリングで泡を立てるので、ノットもロフトも大きめなのが好みです。
また、豚毛は適度にコシがあるので泡立てやすいので豚毛を主に買います。
このコシのあるブラシで顔に塗ったソープをわしゃわしゃすると泡立てが捗ります。
ただ、豚毛は「育てる時間」がかかるので、調子が出るまで3ヶ月、本調子になるまでは1年位かかると思います。使い続けると豚毛が枝毛になって先が割れてくるので、その位になると肌触りも良くなり「豚毛も悪くないな」ってなります。
アナグマと豚毛
アナグマ毛と豚毛、どっちが良いのか?
これはフォーラムとかでも時々話題になります。
コレクションとしてはアナグマ毛にアドバンテージがあります。これはアナグマ毛が希少なので価格が高いため、プレミアム感があり、ソープを塗るときの感触も柔らかいので人気があるためですが、実使用ではどっちでもいいかなと思ってます。というか、全部人口繊維ブラシでいいじゃない?って話にもなるんですが。
ブラシに1万円以上投資する余裕があるのであればアナグマ毛もいいですが、現在は人口繊維ブラシもありますからね。そっちでも代替はできます。
なので個人的には使ってみたいアナグマ毛も数種類あるのですが、優先度は低いです。
それならアーチザンソープとか両刃カミソリ本体に投資するかな、というような優先度です。
アナグマ毛、豚毛はきのこの山、たけのこの里のような派閥があり、論議が加熱するのでこの辺で止めときます。
ブレークイン
使用する前に獣臭がするブラシの脱臭をするためにブレークインを行います。
ブレークインの方法はこちらに書きました。
まずは食器用洗剤を使用し、ぬるま湯でざっと獣脂をざっと洗い落とし、食器用洗剤を溶かしたぬるま湯に15分ほど浸けます。
シェービングソープを泡立て、上記のような状態にして一晩このままにします。
この時、ハンドルの材質が木製だとか、洗剤に弱い材質の場合はブラシの毛の接続部をマスキングした場合が良い場合もありますので注意が必要です。
またこの処置によりある程度ソープの香りがブラシに付着するのでソープの選択は香りが良いものがいいと思います。
一晩浸けた後は水洗し、中一日ほど乾燥させてから使用します。
獣毛ブラシは使用後、中一日乾燥させるのが基本です。
いろいろ下準備やブラシを育てる時間が必要だし、中一日乾燥させる作法が必要なので人口繊維ブラシがよっぽど楽です。人口繊維ブラシと獣毛ブラシは感触の違いはあるのは確かですが人口繊維ブラシが使えないという訳ではないので、このような手間暇かけるのは完全に趣味ですね。
趣味という点で言うと、長く使った豚毛ブラシは毛先が割れてきて独特の感触がありますし、木製ハンドルを使った製品などはなかなか見栄えがするので楽しさはあると思います。
使用感などのレビューはしばらく使用して慣らしてからになりますので今回はここまで。
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