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Taconic Shave Shaving Soap

更新日:4月3日


Taconic Shave Shaving Soap

 プロラソが人気で、マニアの域に入らないと買う人が少ないアーチザンソープとの差はAmazonで入手できるかどうかってのも理由のひとつではないかと考えています。

 そりゃあ、良く知りもしない製品に2500円ばかり払うのは勇気が必要、シェービングジェルが500円程度で買えるのに、なんでソープてそんな高いの?ってことになるでしょう。その点、プロラソは割りと良心的な価格で機能的にも合格製品、そりゃあ売れますね。



【アーチザンソープを買う意義】

 

 プロラソの良さを認めつつも自分はアーチザンソープも買います。恐らくどっちかに絞れと言われるとアーチザンソープを選ぶでしょう。その理由を考えると3つあると思ってます。


  1. 香り  自分は海外のソープを使い始めて香りマニアになりました。  日本のソープやシェービング関係の香りというのはだいたい想像が付くと思いますが「あの香り」です。理髪店に漂っているあの香り、やや違う場合もありますが似通ってます。自分的カテゴリーでは昭和臭と呼んでますが、海外の製品は想像もつかないような芳しい香りがします。そこにカルチャーショックを受けました。バームや化粧水、コロンも一緒に発売されていて他の人からのウケもいいです。香りで自分のテンションが上下することも知りました。

  2. スキンケア性能  国産の製品が最も性能が良いと信じていた固定観念をぶっ壊されました。石鹸類は作るのに時間がかかります。国産の工業製品は量産のためスピーディに生産されるので低価格ではありますが、「寝かせる」という工程を省略されます。寝かせる工程を省略すると配合できない成分があり、その点アーチザンソープは独特の配合が可能になります。価格が高いのは大量生産ができないという理由もあると思います。  しかしスキンケア性能ではその独特な配合が効いてとても性能が高いです。獣・植物脂が保湿性能を発揮して肌の状態が格別に良いです。

  3. 寿命が長い  アーチザンソープの殆どが半年は使用できます。  購入時は高いですが、実は使用回数で言うとシェービングジェルとそんなに価格差は無いと思っています。 それに香りやスキンケア性能が加わってますので付加価値でアーチザンソープが上だと感じます。恐らく3つも持っていると「これ、何時買ったっけ?」となると思います。それくらい長寿命なのです。

 
【Taconic Shave Shaving Soapをつかってみる】

 上記のような前提で、今回はTaconic Shave Shaving SoapのLavender & Limeをアマゾンでポチりました。価格は2,599円、バームも一緒に買いました。バームは3,199円。バームが高いように感じますが1回の使用で米粒3つ分で済む高濃縮、これで4oz(112g)入ってますのでいつ使い終わるか解りません。


 ソープはクリーム状、見た目はコーヒーに入れるポーションみたいな粘度ですのでブラシを使用し、ボウル・ラザリング向けです。


 泡立てると若干さらっとしています。厚みとしては薄い気もしましたが、シェービングに影響が出るようなものでもなかったです。ただ厚みが好きな人もいるのでこのあたりは好みが分かれると思います。


 潤滑性は十分あるのでシェービング自体は不都合なく進みます。

 ライムが最初に香り、そのあとにラベンダーの香りが残ります。夏にピッタリの香り、いつまでも強く残るタイプの香りでは無いです。ただ剃った本人には少し解る程度の香りが残ります。これが逆だったら「昭和臭」になると思わなくもないですが、ラベンダーが残るので上品な香りを楽しめます。

 

 実は初回仕様時、「ふ~ん、Taconicってこんなもんか」と思ってました。特に特徴が無いように感じました。平均的なアーチザンソープの雰囲気。

 しかし数回使って気づいたのはアフターシェーブ、バームと併用するとやたらと肌の調子がいい。

 サラサラなのに肌の保湿はしっかりしてる、スキンケアに性能を振った製品でした。


 同じような製品にArt of Shavingという最強ブランドがあるんですが、その値段の半分で買えるのに同じような性能。


 恐らく両刃カミソリマニアにはウケません。香りも僅かだしソープの厚みも弱め。

 でもこれ、非常に上品に纏まってると思います。間違いなくArt of Shavingをライバル視して作られてる。スキンケア的には最強の部類です。  自分は夜の洗顔時にPOLAのマージェンスというオールインワンジェルを使用しています。3,000程するのですが化粧水と乳液両方買うと考えるとこれひとつで済むマージェンスはそんなに高くないし、珍しくオッサン向けに加齢臭対策もされているので結構オトクなのです。もちろん性能もまずまず良いし保湿もしっかりしてくれます。

 それに匹敵どころか超えてきてるな、この組合せ。

 元々、アーチザンソープは成分が贅沢なので悪い結果にはなかなかならないのですが、これはトップクラスに肌の調子が良いです。ベタつかないのに保湿がしっかりしてる。当に男性向き。


 個人的には継続購入決定。


 今回は安易にラベンダー・ライムなんで、解りやすそうなフレーバーを買いましたが、アーバンウッズとかエクスカリバーとかちょっと意味が解らないラベルもあるので今度はそっちも試してみたい。

 

 当初全く期待していなかったですがとても良かったです。



2024-04-03追記:しばらく使用してみた状況を追記します。 

 本製品はボウルラザリングが向いています。

  1. ボウルにワンプッシュして1回分を垂らし、ブラシにソープをなじませる感じで軽く混ぜます

  2. ボウルで泡を立てる必要はないです。泡立ては顔で直接行う感覚でブラシに付いたソープを顔全体になじませ、顔をブラッシングしながら泡立てます。

  3. 二回目のパスで泡立てるためのソープはボウルに残ったソープを再び顔で泡立てます。

 上記のような順序で使用すると適度の厚みを持った泡が出来ます。


 強烈では無いですがかすかな香りが本当にいい香りです。

 他の香りも欲しいけどこれもキープしておきたい。

 

  



 

 

閲覧数:750回2件のコメント

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2 Comments


Guest
Aug 05

去年の11月から一気に4000円弱、なかなか手が出ない値段になってしまいました…

円安のせいなのかなんなのか。いずれにせよ、舶来物のクオリティを重視する層には厳しい時代ですね。

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うにぞう(げんげん)
うにぞう(げんげん)
Aug 26
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コメントありがとうございます 円高+世界的な原材料費の高騰のダブルパンチなんでしょうね 自分も長持ちする固形ソープにシフトしつつあります

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